まさか、まさかの一週間

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たま鑑

昨日、囲碁愛好会の高2生3名が、高等学校囲碁連盟主催の関東地区選手権大会に出場しました。

3人と一緒に私も会場となった宇都宮の栃木県立教育会館へ。

結果、なんと、団体3位で3月に大阪でおこなわれる全国大会へ出場することになりました!

囲碁愛好会が「公式戦に出てみようか」となったのは今年の4月から。

東京でいきなり2位で関東大会出場となったときも「まさか!」でしたが、

今回、参加した各県の代表12校のうち、まさかまさかの3勝1敗。

「まさか!」以外の言葉がないくらいびっくり。

私にとっては「まさか!」でしたが、生徒にとっては日頃の活動の成果、大きな自信となりました。

全国区大会、ぜひ頑張っていただきましょう!

さて、先週の日曜日、ブルーアースのエコレクチャーがあってから昨日まで、まさかまさかの一週間でした。

13日月曜日は成人の日。

午前中模試会場となっていたので、説明会をしたり、受験生保護者のお相手をして、

午後から第69回卒業生の成人を祝う会に出席。

学校が主催して成人を祝う会を企画するところもあるようですが、三輪田では卒業生自身が企画して、私たち教員を招待してくれます。

美しく装いを凝らした振袖姿に、「まさか、この人が??」 在学中、元気印ではしゃぎ回っていた人たちがね。

感無量でした。

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14日には出願サイトのミライコンパスがサーバーダウン、出願ができない状態に。

本校だけでなく、都内・近県の多くの私学がこのサイトを使っているので、「まさか!」と大騒ぎに。

夜には復旧し、それまでのデータも影響なかったのですが、これが出願や手続きの締め切り直前だったらどうなるのか、ヒヤヒヤしました。

そこで、まさかの時には窓口での対応ができるようにしたいと考えています。

受験生の皆さん、まさかの時にはHPを必ずチェックしてくださいね。対応を掲載します。

15日は1日中会議。

16日の放課後には、法政大学人間環境学部の藤倉先生によるSDGsの講義。

今回のテーマは「生物多様性」。藤倉先生は元環境庁にお勤めで、生物多様性に関する国際条約の締結に係わった方です。

「なぜ特定の生物が絶滅するとよくないのか?」という質問に、生徒は考え込んでいましたが、

ブルーアースなど環境保護活動をしている側から見ると、特定の生物が絶滅すると生態系にニッチな隙間ができ、それが拡大することで生態系全体が崩れていく、と考えます。

つまりできるだけ生態系を崩さないことが大前提となり、そのために人間の経済活動を制限するべきだ、となるわけですが、

藤倉先生が仰ったのは、生物多様性を守るための国際条約の視点は、「人間にとっての有用性」というところだとのこと。

生物多様性が保障されることで、人間にとって有用な働きを発見したり、利用したり、よりできるようになるということだそうです。

人間の経済活動をベースにして環境や生物の多様性を考える、まあ、そうなのかもしれませんけれど...。

正直、「え~まさか、そっち?」と思ってしまいました。最終的に生物多様性が守られていくならそれでよいのですが、スタートが違うと次第に齟齬が生じるのでは? 難しいところですね。

17日は午後から全国高等学校校長協会の理事会。

センター試験に変わる共通テストについては相変わらず不透明。

加えて18才成人に伴う民法改正については、文科省からは確たる指示はなし。

高校3年で成人と未成年者がクラスのなかに混在することになり、学校の指導も変わっていくことになるのか?

成人した生徒は、保護者でなく生徒自身が学業・生活指導・経済面など在校中の様々な責任を背負うことができるのか?

ここでも「まさか!」 4月2日生まれの生徒は、高3になったと同時に成人ですからね。

まだ結論は出ていませんが、少年法など周辺の法律の改定も議論の俎上に上がっているそうです。

そして、昨日18日は囲碁愛好会が「まさか!」

予想外のことがこんなに多い一週間って、そうあるものではありません。

囲碁愛好会のように、うれしい「まさか」はいくらあってもよいのですが、

まだ始まったばかりの2020年代は、様々な「まさか!」をたくさん聴くことになりそうです。

どんなときにも、前を向いて自分の考えで判断できる子を育てなければ!と強く思っています。

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囲碁愛好会表彰式のようす