バナナ・ペーパー

投稿日:

たま鑑

中学入試本番が近づき、気分的にも落ち着かない毎日。

今日は幸いにも都心は積雪もなく、通常の授業ができました。

しかも今日は中学バスケットボール大会。どこのクラスが勝ち上がるか、楽しみです。

楽しみと言えば、今日、バナナ・ペーパーの名刺が届きました。

バナナ・ペーパーは正式には「One Planet Paper」といい、アフリカのザンビアのオーガニック・バナナの茎からとった繊維で作られた紙です。

アフリカと日本で共同開発した、フェアトレードの紙なのです。

このバナナ・ペーパーの名刺、きっかけは高校生徒会長、副会長の提案でした。

二人は生徒会活動も熱心にやってくれていますが、外濠フレンズやブルーアースの重要メンバーで、環境を守る活動も熱心にしています。

さらに自分たちでエターナル・プロジェクトという活動を立ち上げて、校内や自分の身近なところでできる環境改善にも取り組んでいます。

昨年末、この二人がバナナ・ペーパーの紙袋を持ってやってきて、この学校でもこの紙を使ってもらえないかと言いました。

曰く、「地球温暖化を止めるには二酸化炭素の排出量を削減しなければならない。そのために森林保護は欠かせないのだが、最近、アマゾンやオーストラリアなどで大規模な森林火災が起こり、貴重な森林がどんどん減っている。

また、材木や紙にするために無秩序に木を伐採したり、あるいは農地開発のために森林が破壊されることは止まらない。

樹木は新しく植えても成長するのに時間がかかり、一旦破壊された森林をもとに戻すのは難しい。

しかし、バナナは1年で成長するので、実を収穫した後に伐採して紙の原料としても、自然の生態系に大きな影響を与えない。」ということでした。

しかも、「ザンビアのバナナの木を使うことで雇用が生まれ、得られた収入によって子供達が学校に通えるようになったり、マラリヤの予防注射を受けられるようになるなど、多くのメリットがある。」とのこと。

なるほど、これはなんとか協力したい!と思いましたが、何しろ学校で使う紙の種類と量は莫大。

すべてをバナナ・ペーパーに変えることは難しそうです。

でも、幸い、私がいつも名刺を作ってもらっている会社でバナナ・ペーパーを扱っていると知り、早速注文した次第です。

IMG_1042.jpg

これから名刺を渡す際には、名刺の隅についているバナナのマークを示し、相手に説明したいと思います。

しかし、これはまさに「負うた子に教えられ」。

教育は一方通行ではなく、インタラクティブな関係なんだな、と改めて感じました。