花は咲けども...

投稿日:

たま鑑

新型コロナウィルス感染症への対応として、臨時休業をしてから早4日。

生徒の元気な声が聞こえない学校はもはや学校ではなく、ただの「箱」という感じです。

アプローチにはかわいらしいクリスマスローズがあちこちに咲いていますが、眺めてくれる人もなく、風に揺れています。

学年末の試験や1年の締めくくりも十分できないまま、臨時休業することは本当にいいのか随分考えましたが、校長として腹を決めて決断しました。

先週からの様子を見ていると、27日の首相の「休校要請」のあと、都内のほとんどの私立学校が休校を決めたようでした。

実は、翌日文科省から「休校要請」というよりはかなりソフトな「お願い」程度の通達が来たのですが、

生徒の安全や健康を考えれば、授業続行は無理と判断しました。

しかし、生徒あっての学校。早く元気な顔が戻ってきてほしいものです。

生徒の皆さん、この2週間を無駄にしないでくださいね。

この2週間は、自立学習を確立する絶好のチャンスです。

学校でこの1年に締めくくりができない以上、自分でしっかりしておかないと。

また、危機管理という視点から、社会の様子をよく観察しておいてください。

私は子供の時、オイルショックによる経済混乱を経験しました。

洗剤やトイレットぺーパーを買うために奔走する人々の姿をよく覚えていますし、

私自身も母と一緒に薬局の前に並んで洗剤を手に入れた経験もあります。

この時は今のようにSNSによる情報はなかったですが、私も母も、生活必需品がなくなるという恐怖感に煽られて行動したのです。この、「...かもしれない恐怖感」が社会混乱のもとなのです。

このところの紙類売り切れ騒動も同じで、その情報の出所がどこなのか、正しい報道なのか、判断して行動することが大切ですね。

SNSは簡単に情報を提供することも受け取ることもできる便利なツールですが、それが正しい情報かどうかの判断は自分自身がしなければなりません。その情報をどう理解して行動するかは、あなた次第です。

さてさて、次に生徒の皆さんにお会いできるにはあと10日ほど待たなければなりません。

元気な声でこの「箱」を学校に戻してくださいね。