3日目の今日は暑いくらいのお天気の中、薬師寺、唐招提寺、平等院を巡りました。
薬師寺ではお坊様の法話を伺いましたが、非常に楽しくお話くださるので生徒たちからは何度も笑い声が上がっていました。お寺の歴史や仏像のお話に加え、この旅行中そして今後の学校生活や社会に出てからのアドバイスとして、しんどいことがあると顔は下に向きがちで、そうなると物事が「面倒」(顔=面が、下に傾く)になり、楽しいことに対しては顔は上向きになり、そうすることで顔に陽が当たり明るくなるから「面白」(顔=面が、明るく=白くなる)という。しんどい時にも顔を上げると何かしら面白いことが目に入ってくるものだから、面倒に思わずに顔をあげてみましょう、とお話くださいました。
唐招提寺では鑑真和上の命日を挟む3日間(6/4〜6/6)のみ公開される御影堂に入り、鑑真和上像をじっくり拝見することが出来ました。昨年度、小説「天平の甍」で読んだ内容も思い出しながら、鑑真和上が日本にやってくるまでの道のりに思いを馳せました。
最後に訪れた平等院では、美しい浄土庭園を歩き、鳳翔館もゆっくり時間をかけて見学することが出来ました。
明日はいよいよ自主研究日。事前に立てたプランを元に、それぞれの班が京都の街を巡ります。