中学の３年間は全員が同じカリキュラムですが、入学時から英語は英検取得級に応じて、分割・習熟度別授業を実施しています。教科書だけではなく、さまざまなトピックについて調べ、プレゼンテーションを行ったり、英語のニュースを読んだり、視聴したり、ディスカッション、ライティングなども行います。それぞれの進度でより効果的にモチベーションを高め、一人ひとりの力を伸ばします。数学でも中学から習熟度別授業が一部で取り入れられており、それぞれに合った進度で学習しています。高１では、総合的な学力を上げるSuper Academicコースと英語の学びを充実させたSuper Englishコースに分かれます。文系理系によるクラス分けはしませんが、その代わり、豊富な選択授業、演習科目が高２、高３で用意され、文理に分かれて各自の受験科目、進路に合わせた授業を履修します。
三輪田の授業、特に英語や数学では、小テストを頻繁に行っています。苦手な科目でも、範囲を限定した小テストであれば、分からないポイントもつかみやすく、「何が分からないかが分からない」といったこともなくなっていきます。また、小テストで一定の点数に届かない状況で、次のステップに進んでしまうと、ますます苦手意識を持ってしまいますので、日常的に補習が多いのも三輪田の特徴です。
定期考査の後には、テスト解説や指名補習・再試などを行い、そのときまでに修得すべき事柄の定着をはかり、全員が次学期までの間に、自学自習での復習を行えるようにしています。
長期休暇中は、必修の補習もありますが、得意な科目をより得意にするための希望者補習も多く実施しています。とはいえ、長期休暇は、クラブや生徒会活動にとっても大切な期間です。そのため、三輪田学園では、「補習優先期間」が設定されています。その期間の午前中は、クラブや生徒会活動などを行わないため、生徒は悩まずに希望者補習などに参加できます。そして、午後は思う存分、クラブ・生徒会活動に参加でき、有意義な長期休暇を過ごしています。
中１は放課後から17時30分まで、中２以上は19時まで自習室を開放しています。リクルート社の教室長と現役大学生コーチが、生徒の「自学自習」習慣の定着のサポートをします。教科の質問や相談に応じ、英検対策等の特別講座も開かれます。利用した生徒の質問内容や利用状況のデータを収集、分析しそのデータを活用して日々の授業へ反映させています。
中学１年生はMIWADA Learning Loungeの利用に加えて、週に１回、全員が放課後学習「まなびクラブ」に参加することになっています。まなびクラブではリクルート社の教室長と現役大学生コーチのもと、リクルートのオンライン学習サービス「スタディサプリ」を活用しながら放課後学習に取り組みます。
