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From UK part④ 

MIWADA TOPICS

MIWADA TOPICS

 8/2、イギリス研修ハリーポッター・ドラマプログラムの集大成となる、ステージ発表を行いました。 

この日、生徒たちは朝からスタジオにこもり、ショーの細部を詰めていきました。昼前には、実際の会場に移動し、舞台の上で、場当たりをしたり、動線の確認をしたりと大忙し!全体の構成・流れが確認できた後は、何度も何度も、繰り返し、通し練習を行いました。 

三輪田生が練習に励んでいた一方で、実は、サマースクール内では、三輪田生のステージ発表に合わせて、英語のレッスンやアクティビティでハリーポッターをテーマにした活動を入れてくださっていたとのこと!
生徒たちが作った宣伝ポスターも、皆んなの目に触れるようにと、全員が必ず通る、食堂へ向かう階段に貼り出してくれました。さらに、House Manager(寮監スタッフ)やActivity Leader(アクティビティ担当スタッフ)は、額にハリーのトレードマークともいえる稲妻形の傷を描いたり、ホグワーツ各寮の色を使用した手作りの紙製のネクタイをシャツにつけたりと、サマースクール全体で三輪田生のステージを盛り上げよう!と、皆さんが楽しみにしてくれている様子が伝わってきました。 

夕食後、いよいよ、本番です!普段20時〜22時の枠で各種アクティビティが行われていますが、この日はその時間帯、三輪田生のステージのために空けてくださいました!20時〜と21時〜の2回公演です!他国の学生たちも、スタッフも、英語クラスの先生たちも、本当にたくさんの人たちが観に来てくれ、いずれの回も会場は満員御礼!立ち見の人も出るくらいの大盛況でした。 

今回のステージは、演劇とは異なり、セリフよりも、主にマイムによって表現します。セリフと言えば呪文がメイン。合間のナレーションは事前に録音を行いました。生徒たちのマイムと、音楽と、照明のハーモニーによって、各場面が表現されていきます。大掛かりなセットがあるわけではありませんが、少しの小道具と生徒たちのマイムによって、例えば9・3/4番線のホームに向けて壁を通り抜けるシーンなどが再現されていきます。ちなみに、今回のステージは、生徒たちの案も盛り込みながら完成させた、完全オリジナルストーリーです!
なんと、エンディングはスリザリンが牛耳る世界!
BGMや照明も相まってDark Arts(闇の魔術)の世界観が広がりました。 

本編の終了後は、フィナーレでノリノリの曲に合わせてダンスも披露しましたが、なんとこのダンス、当日の朝に付けてもらった振りとのこと!そんな風には感じさせないほど、生徒たちはしっかり振りをマスターして楽しそうに踊っていました! 

2週間に渡り、サマースクールの英語クラス、日々のアクティビティ、2,3日に一度の遠足に参加する傍ら、非常に限られた時間の中で、生徒たちはショーの完成に向けて頑張りました。日本ではなかなか受けることができないドラマレッスンに、生徒たちからは「楽しかった!」という声が多く聞かれました。身体の使い方や表情演技なども含めて、多くを学ぶことが出来たのではないでしょうか。 

このイギリス研修での経験を活かして、日本でも頑張ってもらいたいですし、英語学習にもより一層励んでもらいたいです! 

ステージの様子や宣伝ポスターは、三輪田祭で展示・上映する予定です!お楽しみに!