ブログ

「10年後の私」

MIWADA TOPICS

MIWADA TOPICS

中間考査最終日、高校1年生は卒業生の話を伺う機会を持ちました。この講演会「10年後の私」は、高1から10年経った25、6歳の卒業生が10年の軌跡を語るイベントです。

今回来校してくれた卒業生は63回(ピンク学年)の5名で、弁護士のKさん、聖路加国際病院で看護師をしているNさん、医師のSさん、内閣府事務官のKさん、そして現在フリーランスで翻訳の仕事をしながら、カナダの大学で生化学を専攻中のMさんでした。

三輪田に在学中のこと、現在の仕事の内容や学んでいることなどの話は五人五様でした。高1でボランティアを病院で行ったことから医療系の進路に進んだ人、病気をしたことでその原因が知りたくて大学文系学部にいながら海外の大学の理系学部に進んだ人、高校時代はクラブや学校行事に夢中だったが、オープンスクールで訪問した大学に憧れて、高3からは誰よりも必死で勉強した人などの話に、高校1年生は自分の現在や未来を重ねて熱心に耳を傾けていました。

生徒達の心に響いたメッセージは
「好きなことを見つけよう。それが将来につながっていく」
「過去の経験はどんなことでも無駄にはならない」
「今、勉強しておけば夢に近づける、選択肢が増える」
「今できる全力の決断をする」
「自分なりの目標を達成するための方法を探そう」

生徒たちは「進路」に加え、これからの10年間をイメージして「今、何をすべきか」「人としてどう生きるか」を学んでいるようです。