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文藝春秋を見学させていただきました!

MIWADA TOPICS

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10/24(月)、中三~高二の生徒たちが、株式会社文藝春秋の職場見学会に参加致しました。

三輪田学園は今年度、文藝春秋が後援されている高校生直木賞に参加し、『オール讀物』編集部の皆様には、大変お世話になりました。今回は出版・マスコミ関係の仕事に興味がある生徒たちを中心に、会社に伺いました。

見学会では、『文春オンライン』『CREA』『オール讀物』のそれぞれの編集長が、興味深いお話を聞かせてくださいました。お仕事の様子、やり甲斐、紙離れが進む状況での出版社の仕事、記事を書く上での苦労など……。なかなか伺えない編集者の方々のお話を、生徒たちはメモをとりながら熱心に吸収しようとしていました。

会の最後には、『烏に単は似合わない』で松本清張賞を受賞し、「八咫烏シリーズ」で人気の阿部智里先生がいらっしゃり、生徒たちとお話をしてくださいました。

三輪田生からはたくさんの質問をしましたが、文藝春秋の皆様も阿部智里先生も、時には「私も同じことで悩んでいます」とおっしゃいながら、あたたかく答えて下さいました。生徒たちには、何よりの励みになったようです。

生徒たちの感想を、一部ご紹介します。

「編集者の方が多岐に渡る仕事を担当していることや、1冊の本になるまで多くの人のエネルギーと時間がかかっていると分かり、それも含めての本の価値だと改めて感じました」

「文藝春秋社の皆様が、男女問わず、生き生きと働いていらっしゃるご様子に感動いたしました」

「実際に出版社の方のお仕事について詳しく知ることができ、すごく有意義な時間でした。出版社にも興味が湧いてきたので、進路についてもっと考えたいと思いました」

読書好きな生徒の多い三輪田学園ですが、身近な出版物を作っていらっしゃる出版社の皆様にお話を伺えて、生徒たちは新たな刺激を受けたようです。

今回の経験を活かして、「どんな大人になりたいか」を考え続けてほしいと思います。