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高1・高2対象の模擬講義が行われました

MIWADA TOPICS

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10月13日、HRの時間に大学の先生方に来校していただき、高1・高2対象の模擬講義を行いました。生徒は自分の進路を踏まえて、希望する大学の学部の講義を選びます。

人文科学、社会科学、法学、経済学から理工学、農学、医学、薬学、教育学系統など、16の学部系統に分かれて聴講しました。

この時期、高1は文系・理系選択、高2は各自の受験科目に応じた科目選択をすることになります。よって、今回の講義は志望する進路や自分の興味のある分野について考える貴重な機会になりました。

今回芸術系統の講義では、美大では「ただ絵が上手なことを求めるのではなく、主体的に考えて、自分の人生をデザインする力を求めるのである。」というお話から始まり、学生の方がどういった視点をもって授業を受け、作品を作っていたかというお話を伺いました。また、日常の生活をいつもと異なる視点で考えることで、物事の普段気づかない存在意義を捉えることになるといったお話も伺い、考え方に刺激をいただける機会になりました。

国際関係学系統では、「『国際化』に最も大切なことは、自分をよく知ることである。日本人であるならば、まずは日本をよく知らなければならない。『国際化』をしていくためには、他国と対等な立場で〈国際基準〉を作る場にいなければならない。『誰のための・何のための国際化なのか』を見失ってはいけない。」というお話を伺いました。

薬学系統では、授業で未習の内容が多く出てきたので、ドラッグデザインを考えるワークでは苦戦していましたが、一生懸命考えていました。実際に新薬が作られるまでには、時間も研究費も膨大にかかり、何万通りも考えたドラッグデザインのうちの1つが成功すればよい方だと知り、生徒たちは驚いていました。また、理系の総合大学では学部の枠を超えてチーム医療の演習を行っているそうで、そうした具体的な大学生活の様子も伺うことができ、刺激になったようです。

講義終了後も先生方に質問したり、大学のパンフレットを見ながら情報交換したり、自分の進路について考えを深められたようです。